BIO WOOD長生きする、木材を。

長生きする、木材を。

丈夫で強靭。
高品質で高性能の
『自然乾燥×バイオ乾燥』

IWACHUでは、自然乾燥とバイオ乾燥を組み合わせた新しい技術の導入により、木本来の生命力を損なわず、強靭で長生きする木材を製品化することに成功しました。IWACHUの建てる家は、すべての構造材に、高品質で丈夫で長生きする木材を使用しています。

 

バイオテクノロジーと昔話。

日本では古くは奈良時代、木材の乾燥方法といえば、自然乾燥が一般的でした。自然乾燥は時間がかかるものの、良質な腐りにくい木材をつくることができます。日本の古文書には、当時の木材の乾燥方法が残されています。

自然乾燥のだいじな条件は、雨や太陽の光に当てないこと。雨やつよい光から守るために、茅葺屋根があります。また、風を直接あてないこと。竹林の中でそよそよと風の流れる環境が、木にとって心地のいい場所になります。さいごに、床となる地面に水が溜まらない構造になっていること。

 

 

ここには木の細胞が壊れてしまうことを防ぐ、さまざまな工夫が見られます。直射日光を避けることで、紫外線や赤外線から細胞を守る。つよい風を当てないことで、樹皮に守られて育った木の細胞を守る。そして、床下をじめじめさせないことで、ウイルス、細菌、カビから守ることができます。

 

 

1300年後の今日でも、お寺や神社などの歴史的な木造の建物が、腐らず立派に建っているのは、この自然乾燥からつくられた良質な木材によって支えられているからです。

 

自然乾燥と高温乾燥、どんな違いがあるの?

たくさんの木にふれる大工さんたちは口をそろえて「高温乾燥の木材はノミを入れただけで割れる。自然乾燥の木材は割れない」といいます。IWACHUの木材倉庫をぜひご見学ください。実際に、自然乾燥と高温乾燥の木材を目でみて、手にふれてみてください。その肌触り、密度、色ツヤ、どれをとっても自然乾燥の圧勝!といいたくなるはずです。

 

木材乾燥のイノベーション
『 自然乾燥×バイオ乾燥 』

いいこと尽くめにきこえる自然乾燥木材。ではなぜ誰もそれを使って家を建てないのでしょうか。理由はたったひとつ。”乾燥にかかる長すぎる時間”です。自然乾燥のみで完全な乾燥を試みると、長くて数十年はかかってしまうでしょう。
長い時間がかかるということは、高価になるということです。対して、高温乾燥のメリットは、品質を犠牲にすることで得る、スピード・生産性・コストカットです。これらを一挙に解決する、木材乾燥のイノベーションが『 自然乾燥×バイオ乾燥 』です。

 

 

約35℃の低温。

自社木材倉庫に併設した低温(バイオ)乾燥倉庫。特殊な製法により、約35℃の低温で木材の細胞内にある水分を自然に外へ移動させるので、木材の細胞を壊さないため細胞中の酸が出てこないという特徴があります。この酸が木材から出てくると書物などが痛むため、バイオ乾燥材は文化財保管庫に使用する木材としても求められており、世界遺産の厳島神社、出雲大社、銀座歌舞伎座の檜舞台、東大寺総合文化センター収蔵庫、すみだ北斎美術館など、有名な建造物に採用されています。木にも人にもやさしいバイオ乾燥木材は、住宅に使用しても素晴らしい性能を誇ります。

 

 


IWACHU HOMEは、今年で64年を迎えます。製材業からはじまり、ハウスメーカーとして、木材への強いこだわり、知識と経験を活かしながら、家づくりをしてきました。お客さまへ低コストで高品質な木材を提供するため、木材の仕入れ/製材/乾燥までを自社で行います。IWACHUは木材のスペシャリストとして、自信をもっておすすめできる家づくりをしています。

 

 

デザインハウス分譲地